レベル4 物語に挑戦!
日本でもよく知られている古典的名作絵本を中心に集めました。英語としては難しい言葉や文法も出てくるかもしれませんが、日本語で作品を知っていれば、ストーリーが分かるので、充分楽しめます。
Actual Size(これがほんとのおおきさ)
この絵本では、生き物たちが実際の大きさで描かれます。はじめの見開きに、翅の大きさが最大のガ「ヨナグニサン」が、最小の魚「ごまはぜ」が、ほんとうの大きさで現われます。ページをめくれば、「ダイオウイカ」の目です。
作・絵 |
Steve Jenkins |
出版社 |
Hachette Book Group |
日本語書名
「これがほんとのおおきさ」
訳者:佐藤見果夢
出版社:評論社
初版出版年:2008年
Clifford The Small Red Puppy(クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ)
エミリー・エリザベスが友だちのマーサに語る、彼女の赤い犬、クリフォードの話。クリフォードは、生まれたとき、とりわけ小さかったのだけれど、エリザベスが、一生懸命面倒を見て、アパートの部屋では暮らせないほど大きな犬に育ったのです。
作・絵 |
Norman Bridwell |
出版社 |
Scholastic |
日本語書名
「クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ」
訳者:椎名 かおる
出版社:あすなろ書房
初版出版年:2021年
Gorilla(すきですゴリラ)
ゴリラが大好きなハナは動物園に行きたいけれど、おとうさんはいそがしい。誕生日の前の晩、寝室で見つけたプレゼントのゴリラは、ただのおもちゃだから、ぽいっと投げました。真夜中にまた目をさますと、笑顔のすてきなゴリラがいて、動物園につれていってくれます。
作・絵 |
Anthony Browne |
出版社 |
Candlewick Press |
日本語書名
「すきですゴリラ」
訳者:山下明生
出版社:あかね書房
初版出版年:1985年
Japanese Celebrations
お正月からはじまって、日本の季節の行事や祭りが絵と文で紹介されます。お正月なら鏡餅や門松など、初詣なら除夜の鐘、破魔矢、屋台など、節分なら豆まき、行事にかかわる様々な風物や習慣も英語で語られます。
作・絵 |
Betty Reynolds |
出版社 |
Tuttle Publishing |
Madeline(げんきなマドレーヌ)
パリの古い屋敷で、修道女さんとともに暮らす12人の女の子のなかで一番小さい子がマドレーヌです。でも、彼女は、怖いものなしで、スキーもスケートも得意です。ある日、急に盲腸炎になって、救急車で病院にはこばれ、手術をします。
作・絵 |
Ludwig Bemelmans |
出版社 |
Penguin Random House |
日本語書名
「げんきなマドレーヌ」
訳者:瀬田貞二
出版社:福音館書店
初版出版年:1972年
この絵本 どんな絵本?
The Giving Tree(おおきな木)
むかし、リンゴの木があって、木は、男の子に、そして、成長した男に、その実も枝も幹も、何もかも与えつづけます。木は、それで、うれしかったというのです。愛とは? 人生とは? 考えるきっかけを作る1冊です。
作・絵 |
Shel Silverstein |
出版社 |
HarperCollins Publishers |
日本語書名
「おおきな木」
訳者:村上春樹
出版社:あすなろ書房
初版出版年:2010年
The Gruffalo(もりでいちばんつよいのは?)
森を歩いていたネズミがキツネに食べられそうになるので、どう猛なグラファロと会う約束を持ち出して、のがれます。フクロウのときも、ヘビのときも。ところが、ネズミの嘘だったはずのグラファロがほんとうに現れます。
作 |
Julia Donaldson |
絵 |
Axel Scheffler |
出版社 |
Macmillan Publishers |
日本語書名
「もりでいちばんつよいのは?」
訳者:久山太市
出版社:評論社
初版出版年:2001年
The Little House(ちいさいおうち)
むかし、いなかの丘に建てられた小さいおうちは、自然のなかで暮らしていました。やがて、周りに自動車が走り、大きな道路が作られます。たくさんの家が立ち、鉄道も通って、ちいさいおうちは、町の中に埋もれてしまいましたから、引っ越しをすることになります。
作・絵 |
Virginia Lee Burton |
出版社 |
Hachette Book Group |
日本語書名
「ちいさいおうち」
訳者:石井桃子
出版社:岩波書店
初版出版年: 1965年
この絵本 どんな絵本?
Where The Wild Things Are(かいじゅうたちのいるところ)
ある晩、オオカミのぬいぐるみを着たマックスが大あばれをしたので、おかあさんが怒って、夕ごはんぬきで寝室にほおりこまれます。やがて、寝室に木が生えて森になり、マックスは、船にのって、おそろしいものたちのいる島にたどり着きます。
作・絵 |
Maurice Sendak |
出版社 |
HarperCollins Publishers |
日本語書名
「かいじゅうたちのいるところ」
訳者:じんぐう てるお
出版社:冨山房
初版出版年:1975年
この絵本 どんな絵本?